シュリンクラベルのシュリンクとは、縮むということです。よってシュリンクラベルとは印刷、製袋したラベルを容器(ガラスやPP容器)に被せ熱で縮め密着させるものです。
当社ではその熱に弱いシュリンクフイルムへのホットスタンプをもう30年以上前にお得意先のT社とともに共同開発しました。
当時はPVC(塩化ビニール)が主体で数多くのラベルを手がけましたが現在では環境ホルモン(ダイオキシン)の問題でPVCからPET、OPS、HIBRID等が主流になっています。
そして時代はエコ、シュリンクフイルムによるラベルはミシン目を入れることで廃棄時に簡単にはがせ、環境にとってもいい包装資材なんです。
ゴミの分別も簡単、リサイクルや接着剤を多用しないで容器に密着できるためこれからの商品といえますね。
そしてワンポイントのホットスタンプを転写することにより上品に光り清潔感あふれる商品になり消費者にひと目でアピール出来ます。 |
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シュリンクフイルムへのホットスタンプは熱に弱いという欠点があります。それはホットスタンプ加工する時に熱転写(100-150℃)するため加工の瞬間に縮んでしまう危険性があるということです。
よって大きなベタ文字や全面等デザインによっては出来ないものもあります。
これが以前全面ホットスタンプした最大限です。(某有名イタリアブランドのオードトワレです)
この時は数量も多かったんですが1枚加工の丁寧な仕事(1丁が限界)になり日産10000枚いかなかったです。やはり1度に4-8枚程度加工出来るワンポイントが生産面、コスト面にもいいように思います。 |
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これはホットスタンプを2度加工しその後インサートとして使用し手間をかけたものです。
工夫により「これフイルムにホットスタンプ??」とプロでも見抜けない商品も出来ます。
現在当社では転写箔用のホットスタンプも研究開発中です。 |
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これは発売当初よりお世話になっています日焼止めですが、微妙なオリジナル箔色を使用し圧倒的な個性を主張しています。
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このようにこだわりの箔色もオーダーでき個性的な商品も作れるわけです。 |
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またある程度変形ボトルにも対応できます。おすすめはOPSフイルムですが変形に綺麗に収まっています。
写真は発売以来お世話になっています世界ブランドのヘアケア商品ですが美しい変形容器に完璧にフィットしフイルムとは思えない出来栄えです。
ただ収縮率が高くなる位置にホットスタンプがデザインされると流石に縮みに耐えられず白化するのでホットスタンプするロゴ等の位置決めは重要です。 |
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